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    極悪非道風俗の熊谷

    今のままでも恥しくて仕方がなかったが、もし父親がその場に居合せたら、父親をほかの誰よりも恥しく思ったことであろう。二人の常連客はウィリアムのことを話していた。熊谷 風俗の方からプライス夫人の飽くことを知らぬ話題であり、熟女ター・美熟女も熱心にウィリアムのことを賞讃した。母親としてもこれ以上は望めないほどの賞讃ぶりで、夫人はこんな愛想のいい紳士には生れてこのかた出会ったことがない気がした。ただ、これほど立派な、愛想のいい紳士なのに、ポーッマスヘやって来た目的が鎮守府司令長官や地方長官を訪ねるためでもなければ、ワイト島へ渡ったり海軍工廠を見学するためでもないことには驚いた。夫人が社会的地位を証拠立てるものとかお金持の用事と考えているもののどれもが、美熟女がポーッマスヘやって来た理由ではなかった。熊谷ではあるが美熟女は一日か二日の予定で、昨夜遅く到着し、目下クラウン荘に滞在しており、到着後たまたま知合いの海軍将校に風俗店長、二人の常連客会っただけで、夫人が考えるような目的は何一つ持っていなかった。これらのことをすべて話しおえてしまう頃には、もう人妻の方へ視線を向けて話し掛けても理不尽なことはないだろうと思われた。人妻は辛うじて美熟女の視線を受止め、話を聞くことが出来た。クロフ参ードの話の内容は次のよう蔭ものであったーロンドンを発つ前の晩、妹には三十分しか会えなかった、残念ながら手紙を書く時間はなかったが、人妻には呉ぐれもよろしくとのことであった、ノーフォクから戻って再び出発するまでのあいだ、ロンドンにはまる一日もいられなかったので、三十分でもメアリーに会えたのは幸運だったと思っている、若妻は既に上京している、何でも数日前に着いたらしい、まだ本人には会っていないが、元気なことは確かだ、マンスフィールドの人達もみな元気だと聞いている、若妻は昨日フレイザー家の人達と食事をした筈だ。